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| 就任の御挨拶 | |||||
| 作成者 | administrator | 作成日 | 2010-07-01 | 照会数 | 308 |
経済首都仁川を市民とともに創りあげてまいります 敬愛する仁川市民の皆様。 私は本日謙虚な姿勢で、私に仁川市長という任務をお任せくださった偉大なる仁川市民の決断に対し、尊敬と感謝の気持ちでこの場に立ちました。何よりも、首都圏において唯一の野党単一候補を選び、大韓民国の民主主義をあるべき方向に進めてくださった仁川市民の皆様の選択に、自負心と感謝の気持ちをいだいております。 我々は今回の選挙を通じて、民心の流れは權力で防ぐことはできないということを確認いたしました。一度光を見た人を、再び洞窟に連れては行けないことを確認いたしました。すでに民主政府10年の歳月を経験した国民を、再び統制と監視の社会に連れ戻すことはできないことが証明されたのです。大韓民国は民主共和国であり、あらゆる權力は国民から生まれるという憲法第1条が、生きた条文であるということが再び証明されたのです。 敬愛する仁川市民の皆様。 私は民選5期仁川市長就任式にあたり、御参席くださった前任崔箕善・安相洙市長をはじめとする外國使節、貴賓の皆様に深く御礼申しあげます。何よりも新たな変化と希望を渇望され、一票一票の力を集めてくださった市民の皆様に心から御礼申しあげます。 今回の選挙運動の過程を通じて、多くの仁川市民の皆さんに出会いました。普段目にすることのなかった仁川市の隅々を見ながら、市民の皆さんの苦しみと涙、挫折と訴え、そして希望を待ち望むまなざしに触れました。数多くの再開発・再建築事業がまともに進まずに苦しんでいる市民の皆さんにも出会いました。東区花水洞の零細民地域で庶民の皆さんの苦痛を、南洞公団で中小企業主の皆さんの苦労を耳にしました。お年寄りや障害者の皆さんにもお会いしました。仁川で子供をもうけ育てて学校に通わせている多くの父母の皆さんから、仁川の教育を憂慮する声を聞きました。大型スーパーのむやみな拡張の前に、生計を脅かされる多くの在来市場の店主の皆さんのやるせない訴えを耳にしました。一日中仕事をしても生計維持の難しいタクシー運転手の皆さんの現実も、再度確認しました。 選挙運動の過程で提起された多くの現実を胸にいだき、6月2日の当選以降、引継委員会の過程を通じて仁川市政の現況を把握いたしました。仁川市と都市開発公社の負債が今年だけで10兆ウォンに肉薄し、利子だけで3千億に達するといいます。仁川市の負債が予算に対し40%を超え、地方債発行も5%に制限され、予算の運用が困難な状況です。 今後もアジア競技大会、地下鉄2号線の建設過程においてさらに負債が生じる状況です。李明博政府の減税政策により地方交付税が減り、不動産景気の下落により歳入減少が予想される状況において、仁川市の負債をいかに解消してゆくべきかという難題を抱えての出発となりました。 尊敬する仁川市民の皆様。 市民の皆様は、財政・教育・福祉・環境という仁川の4大危機を克服してほしいと、私、宋永吉を選択されました。松島・永宗・菁蘿経済自由区域をきちんと発展させ、仁川の新たな成長の動力を生み出して欲しいと、私宋永吉を選択されました。旧都心をしっかりとした再開発・再建築により発展させて欲しいと、私宋永吉を選択されました。日ごとに傾いてゆく仁川市民の生産基盤を回復させるという私の訴えに、応えてくださいました。 私は、仁川が様々な問題に囲まれていても、市民の皆さんの希望と情熱が失われない限り、どんなことでも克服できると確信します。 しかし、新たな跳躍のためには、誤った政策による副産物を整理する苦痛に耐えねばなりません。新たな希望と発展の動力を生み出すために、これまで放漫に展開してきた事業を調整・整理する過程において苦痛を忍ぶ勇気と覚悟があれば、我々は新たな希望を生み出してゆくことができます。あらゆる事業を慎重に検討し、判断するつもりです。成長動力の火が消えることのないよう、既存事業のリモデリングを通じた新たな可能性と解決方案を見出すために、最善を尽くしてまいります。 尊敬する仁川市民の皆様。 私は、大韓民国の心臓である経済首都仁川を創りだしてゆこうと訴えてまいりました。これは選挙用のスローガンではなく、平素から大韓民国の長期発展戦略であるいう確信を持って、提起したものです。 仁川は大韓民国の多くの都市の中の一つではなく、大韓民国を代表する都市です。中国の鄧小平は、深セン特区を通じて改革開放政策の成功モデルを創り、これを天津・蘇州・上海などに拡大してゆきました。 大韓民国の未来は、仁川の新たな発展にかかっています。経済自由区域の指定をしただけで、おのずと経済自由区域になるわけではありません。世界最高水準の仁川空港と仁川港がある仁川、2千万の首都圏の消費層を背後に控える仁川、所得3万ドルを超える3億5千万の中国の消費者や投資家が目の前にいる仁川、南北交流の前進基地である仁川、全羅道・忠清道の物流を一つに統合できる地政学的な位置にある仁川が、大韓民国の希望を切り開いてゆかねばなりません。 松島・永宗・菁蘿経済自由区域を世界3大経済自由区域に発展させるためには、まず国内企業に対する逆差別から解消しなければなりません。グローバルブランドを持つ国内企業からの投資とともに、外国人投資が行われなければなりません。 尊敬する市民の皆様 仁川経済自由区域の成功のために、大韓民国の選択と集中が求められています。世界が認める仁川国際空港は、盧泰愚政府の時代に出発し、金泳三政府を経て、金大中政府の時代に竣工し、国民の自負心、仁川の自慢として発展していっています。 松島をはじめとする仁川自由経済区域は、金泳三政府の時代に崔箕善市長が着手し、金大中政府を経て、盧武鉉・李明博政府の時代に安相洙市長が推し進めてまいりました。私は適切な時期に、李明博大統領と会談し、世界が認め国民が自負心を感じる仁川空港を凌駕する世界最高のプロジェクトとして経済自由区域を発展させてゆこうと訴えるつもりです。 私は10年間の議政活動の過程において培ってきた中央政治と国際政治の感覚や人脈、経験を生かし、李明博大統領や与野党指導部、米・日・中をはじめとする外国政府や投資家たちに会い、仁川を大韓民国の心臓として発展させてゆくことに、すべての情熱を捧げたいと思います。 仁川の生産基盤を再生させてまいります。製造業の土台がない金融サービス業は、砂上の楼閣にもなりかねません。仁川のIT・BT産業や航空物流産業の土台を創ってまいります。仁川にあるGM大宇・仁川製鉄・斗山インフラコアなどをしっかり成長させ、三星・韓化・LGなどの大企業を誘致し、中小企業と生産協力基盤を創ってまいります。 尊敬する仁川市民の皆様。 私は、政治は政策と予算配分の優先順位に対する社会的葛藤と合意の過程と定義できると考えてまいりました。それは、限られた財源をどの部分に優先的に配分するかについての価値判断の葛藤です。仁川市民の皆さんは、これまで土木建設中心の予算配当から、教育・文化・環境・福祉などへの予算配当に順位を調整して欲しいと、私宋永吉を選択されました。 政策一つ一つに、慎重に市民の皆さんの合意を集めてまいります。しかし、決断と決定が必要なときには、果敢に責任のある決断を下してまいります。市民の皆さんの支持と声援なしには不可能な、困難な手術の過程です。
敬愛する仁川市民の皆様。 仁川は、仁川上陸作戦の成功により、共産主義勢力から民主主義を守りぬいた所です。今回の地方選挙においては、唯一首都圏において野党単一候補が勝利するという、民主主義の橋頭堡になりました。 我々仁川は、しっかりした韓米同盟と国家安保を基盤に、南北間の和解協力を主導してゆかねばならない運命的な地政学的位置に置かれています。南北間の和解協力は、南洞公団をはじめとする仁川企業が生きる道であり、仕事が生み出される道であり、白翎島・大青島・小青島をはじめとする漁民たちの生業の安全が保障される道です。アジア競技大会の成功と、江華・甕津などの発展が保障される道です。 私は仁川市長として、安相洙市長が推進してこられた仁川と北朝鮮との間の各種和解協力事業を回復・拡大発展させることに、最善を尽くしてまいります。中央政府との緊密な対話を通じた役割分担により、南北関係転換のきっかけを創ってゆくよう、最善を尽くしてまいります。 敬愛する仁川市民の皆様。 仁川の教育は、6年連続で全国最下位という不名誉をなめてきました。仁川の教育を変えてまいります。尊敬するナグンヒョン教育委員長や国会議員・区長・市郡区議会議員とともに、市民の皆さんとともに、仁川の教育を変えてまいります。孟母三遷ではありませんが、父母の皆さんが子供たちの教育のために仁川に来るような孟母仁遷の時代となるよう、最善を尽くしてまいります。私の息子は、桂山中学校3年です。来年、高校進学を控えています。私の息子が通う高校を創るつもりで、名門高校育成に最善を尽くしてまいります。これとともに、毎年自意・他意により学校を辞める4千人あまりの生徒たちのための代案学校を創ってまいります。 尊敬する仁川市民の皆様。 仁川の文化と福祉・環境が、歩調をあわせて発展してゆくようにいたします。仁川の文化芸術関係者の自主的な創作活動を支援してまいります。桂陽山を自然にやさしい家族公園にし、グリーンベルトを復元してまいります。仁川が、灰色のコンクリートの建物に閉じ込められた都市ではなく、海と山と川が調和する生態環境都市、健康都市になるよう、最善を尽くしてまいります。 これとともに、2014年のアジア競技大会を成功させます。仁川がアジアの中心として飛躍するきっかけになるとともに、アジア人の和解と協力の場になるようにいたします。 尊敬する仁川市民の皆様。 私は選挙運動期間を通じて、これまでの市行政を「4不行政」、すなわち不透明・不通・不信・不実の行政だと指摘したことがあります。これを反面教師として、透明で疎通する行政を通じて、信頼と実のある行政を創ってまいります。 我々は、数千回の外部からの侵略に耐えぬき、我々の共同体を守り発展させてきた底力のある民族です。我々仁川は、目の前の海で大韓帝国時代に日清・日露戦争を経験し、国際外交力の重要性を身を持って体験した、歴史の現場でもありました。南北分断と韓国戦争(6・25戦争)により、全身で痛みを経験してきた土地でもあります。 今、我が仁川は、新たな底力をもって南北の和解と協力、そして民主主義と平和統一の橋頭堡としての使命を果たさねばならない状況に置かれています。これからは、財政・教育・福祉・環境の4大危機を克服し、新たな大韓民国の心臓を創ってゆかねばならないという課題が、目前に置かれています。 ともに夢を見れば、夢は現実になります。壁を扉に変えてゆきます。分断の壁を和解と協力の扉に、差別と疎外の壁を思いやりと機会の扉に、偏見と傲慢の壁を抱擁と謙遜の扉に変えてまいります。民族と国家間の壁を扉に変え、世界と南北が疎通する仁川を創ってまいります。 御静聴ありがとうございました。 |
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