- 1年間で43事業完了、目標をはるかに超え153%達成 -
- 在外同胞庁誘致、永宗·仁川大橋通行料無料、グローバルバイオキャンパス確定など-
仁川市民選8期公約の実践が順調に進んでいることが分かった。
仁川広域市(市長 劉正福)は民選8期1年間の公約履行実績を共有し、不振な事業は迅速に正常に推進できる方案を用意するため自主中間点検を実施した。
今回の公約履行率点検の結果、10大政策、120大公約、400の実践課題事業中356事業が年次別計画のとおり正常に推進されており、43事業が「完了」又は「履行後継続推進」中で、公約事業完了率が10.8%に達したと明らかにした。
これは民選7期の同期より5.1%p高い数値であり、仁川市が当初2023年までに28事業完了を目標にしたことと比べても153%超過達成した水準だ。
公約発表当時、2026年完了を目標にした事業が183件、任期後完了を目標にした事業が132件で、鉄道および道路建設などといった長期間かかる公約が多数だ。事業初期には基本計画樹立、妥当性調査、用役などに所要期間が必要だという点を考えれば、公約履行初期劉正福号の公約事業推進は巡航していると言える。
■ 事業完了時期別分類
(単位 : 件)
区分 | 総計 | 任期内 | 任期後 |
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計 | ‘22 | ‘23 | ‘24 | ‘25 | ‘26 |
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計 | 400 | 267 | 8 | 20 | 27 | 30 | 183 | 132 |
選挙公約 | 178 | 102 | 5 | 7 | 15 | 15 | 60 | 76 |
市民提案公約 | 222 | 165 | 3 | 13 | 12 | 15 | 123 | 56 |
※ 民選8期 公約実践計画 /〔仁川広域市,2023年発刊〕
また、一部憂慮の声があった予算確保および反映可否についても2022年から2023年までの財政計画9兆1,150億ウォン対比予算反映予算額は9兆866億ウォンで99.7%反映率を示し、2023年6月末基準の執行額は6兆2,607億ウォンで執行率も68.9%に達する。
■ 事業費予算及び執行(2022~2023)
(’23.6.30.基準,百万ウォン)
公約区分 | 年度別 | 財政計画 | 予算額 | 反映率 | 執行額 | 執行率 |
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| 計 | 9,115,098 | 9,086,650 | 99.7% | 6,260,712 | 68.9% |
選挙公約 | 小 計 | 4,429,280 | 4,274,898 | 96.5% | 2,791,972 | 65.3% |
2022 | 1,951,705 | 2,090,052 | 107.1% | 1,883,980 | 90.1% |
2023 | 2,477,575 | 2,184,846 | 88.2% | 907,992 | 41.6% |
市民提案 公 約 | 小 計 | 4,685,818 | 4,811,752 | 102.7% | 3,468,740 | 72.1% |
2022 | 2,077,293 | 2,179,498 | 104.9% | 2,024,250 | 92.9% |
2023 | 2,608,525 | 2,632,254 | 100.9% | 1,444,490 | 54.9% |
仁川市は民選8期1年目には公約の下絵を用意しロードマップを設計して推進基盤を造成したならば、2年目は市民が体感できる成果を達成し速度感のある事業推進が必要なだけ、に公約事業の中で関心事業を選別し集中的に管理していく計画だ。
この1年間、何よりも在外同胞庁誘致、永宗住民永宗大橋および仁川大橋通行料無料全面施行、グローバルバイオキャンパス確定、仁川愛・尊敬・人物市民像拡大など、仁川市民のアイデンティティ向上、未来の食べ物確保、生活の質向上に向けた主要公約を達成し、民選8期をスピーディーに導いている市民中心の市政を運営した努力の結果だ。
公約実践計画に対する外部の評価も肯定的だ。
この1年間、民選8期公約はマニフェストの公約実践計画書分野別評価で「備え」と「透明性」の2分野でそれぞれSA等級を受けた。また、5月に仁川経済正義実践市民連合は選挙過程で市民との大切な約束を400の実践課題に盛り込んだ「約束履行努力度」を高く評価したりもした。
ただし国税および地方税減少、政府の財政緊縮基調などで今後綿密な財源確保対策が要求され、政府と市、郡·区予算マッチング事業が多く、公約目標達成のための相互協業が必要と見られる。
劉正福市長は「市民とのコミュニケーション・共感を通じて公約早期履行とともに任期内に市民と約束した全ての公約が実践計画どおり履行されるようスピーディに推進する」とし「元都心と新都市間の均衡発展と大韓民国の未来を導いていく先端産業育成を通じて、仁川を市民が幸せな世界超一流都市に必ずしていきたい」と語った。
民選8期過去1年間の公約履行実績は市ホームページ「仁川広域市長室」に公開される。
<劉正福仁川市長が昨年10月4日、視聴映像会議室で開かれた「民選8期公約実践計画報告会」で報告を受けている。>
10大政策別公約の主な成果
표정보10大政策 | 主 な 成 果 |
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未来創造 | 在外同胞庁誘致、グローバルバイオキャンパス構築確定、半導体ファンド造成(255億ウォン) 水素交通複合基地公募事業選定、白翎空港国家事業確定 |
交 通 | 永宗·仁川大橋通行料無料化(10月予定) 広域バス準公営に関する条例改正公布、広域バス路線拡充(2本) 第2環状線(仁川~安山)関係機関間の共生協力協約締結 |
均衡発展 | 元都心駅周辺活性化方案樹立用役施行 2023年幸福マウルカックム事業対象地10ヶ所選定 空き家買入モデル事業公募施行(「23.5.」) |
経 済 | SKバイオサイエンス研究センター着工、ロッテバイオロジクス投資誘致MOU締結 BMW研究開発(R&D)センター誘致、仁川企業対象雇用博覧会開催 高齢者雇用ハンマダン開催、食品産業育成支援センター設立(23年7月) |
農漁村 | 仁川水産業漁村発展支援に関する条例公布 漁場拡大及び操業時間延長のための協議(大統領との面談など) |
文化芸術 | ディアスポラ映画祭開催(27か国、88本上映)、花島鎭祭り開催(23年5月) 1万ウォンで楽しむ月間オーケストラ(21回)、訪問文化芸術サービス(57回) |
環境緑地 上水道 | 首都圏埋立地懸案解決のための4者協議体再稼動、クロツラヘラサギ生態学習場造成 環境性疾患市民安心診療センターの運営、官民産学炭素中立共生協力MOU締結 |
福 祉 | ディディムドル安定所得支援基準の拡大(中位所得50%)、公共深夜薬局の拡大(27ヵ所) 不妊夫婦の施術費全階層拡大支援、児童拡大専担公務員配置 |
教育・安全 | 仁川市民賞対象に教師部門を追加、24時間災害危険施設物監視システムを構築 |
疎通・共感 | 開かれた市長室運営(訪問者:148,571人)、疎通・共感する市民疎通室運営(1,097件処理) 自治体革新評価最優秀機関選定(1位) |
10大政策公約履行図
(単位 : 件)
10大政策 | 合計 | 選挙公約 | 市民提案公約 |
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計 | 完了(8.4%) | 推進中(91.6%) | 計 | 完了(12.6%) | 推進中(87.4%) |
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完了(0%) | 履行後継続推進 (8.4%) | 正常 推進 (91%) | 一部推進 (0.6%) | 完了 (3.1%) | 履行後継続推進 (9.5%) | 正常 推進 (87.4%) | 一部推進 (0%) |
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合 計 | 400 | 178 | | 15 | 162 | 1 | 222 | 7 | 21 | 194 | |
未来創造 | 37 | 19 | | 3 | 16 | | 18 | 1 | 1 | 16 | |
交 通 | 49 | 30 | | 1 | 29 | | 19 | | 1 | 18 | |
均衡発展 | 41 | 23 | | | 22 | 1 | 18 | 1 | 1 | 16 | |
経 済 | 41 | 19 | | 2 | 17 | | 22 | 1 | 2 | 19 | |
農漁村 | 24 | 5 | | | 5 | | 19 | 1 | | 18 | |
文化芸術 | 53 | 22 | | 1 | 21 | | 31 | | 3 | 28 | |
環境緑地 上水道 | 38 | 17 | | | 17 | | 21 | | 1 | 20 | |
福 祉 | 79 | 28 | | 4 | 24 | | 51 | 1 | 9 | 41 | |
教育・ 安全 | 26 | 10 | | | 10 | | 16 | 1 | 2 | 13 | |
疎通・ 共感 | 12 | 5 | | 4 | 1 | | 7 | 1 | 1 | 5 | |