すべての妊婦は(結婚移民者を含む)保健所に登録すれば、妊娠段階によって葉酸剤と鉄分剤を無料で支援してもらえる。(外国人は除外) 特に、危険度の高い妊婦の場合、医療機関と保健所の持続的な管理が必要である。
危険度の高い妊婦に該当する場合は?
- 年齢があまりにも若いか、高齢の妊婦(20歳未満及び35歳以上)
- 早産や死産、 巨大児の出産歴のある妊婦
- 高血圧・糖尿病・甲状腺疾患・自己免疫疾患などの疾患者
- 低体重または肥満の妊婦
- 産前検査で異常所見がある妊婦など
妊婦が受けなければならない検査
妊婦の健康管理のために実施する一般的な検査項目は次の通りである。
検査項目 | 検査内容 | |
血液検査 | 一般血液検査 | 妊娠を維持するのに問題がないかをみる血液検査(血色素・血小板・赤血球など)及びエイズ・風疹などの疾病の有無を検査する。 |
血液型検査 | ABO血液型とRh因子を検査する。 | |
梅毒検査 | 胎児感染と胎児死亡の主な原因である梅毒を検査する。 | |
肝炎検査 | 肝炎の有無を検査する。特にB型肝炎は妊娠中に悪化する場合が多く、胎盤を通して分娩時に、または授乳時に胎児に感染することがある。 | |
尿検査 | 糖とタンパク質検査で妊娠中毒症や糖尿病などを診断し、尿路感染症の有無を検査する。 | |
超音波検査 | 子宮内部を見ながら胎児の成長発育の程度、胎児の位置や形、奇形の有無などを確認する。 |
- 妊婦や胎児の健康状態により精密な検査が必要な場合もある。
妊婦のための保健所サービス
居住地の保健所に妊婦登録をすれば、各種相談及びサービスが受けられる。
保健所ごとに提供するプログラムや特典に差があることがあるので、事前に調べた方が良い。
産前管理
- 対象:仁川広域市在住で妊婦として保健所に登録されている人
- 持参物:身分証明書、母子手帳
- 支援内容
産後管理
- 支援内容
妊娠祝い 贈り物
- 対象:仁川広域市在住で妊婦として保健所に登録されている人
- 持参物:母子手帳または妊娠確認書
- 支援時期:妊婦登録時
- 支援内容:ボディー用品または非接触式体温計など
- 郡・区により支援内容が異なる場合があるため、事前に必ず調べてください。
出産準備教室など健康管理教育の実施
- 支援内容
- 母乳授乳教室、妊婦体操教室、出産準備教室、子供マッサージ教室などを運営
妊婦と乳幼児の補充栄養管理
- 対象
- 妊婦・出産後授乳中の婦人・乳幼児(6歳以下)の中で低所得者層
- 栄養面での危険要因(貧血・低体重・成長不振・栄養摂取状態不良)を一つでも持っている人
- 支援内容
- 補充栄養食品パッケージを無料で支援:米・ジャガイモ・卵・ニンジン・牛乳・黒豆・のり・ワカメ・ツナ缶・ミカンなど対象者の栄養状態により適切な食品を提供
- 栄養教育及び相談:対面またはオンラインによる栄養教育を実施(月1回)
仁川広域市Non-Stop 出産奨励サービス
仁川広域市は、人口保健福祉協会(仁川支会)で運営する家族保健医院を通じて様々な出産奨励支援プログラムを提供している。
- 人口保健福祉協会(家族保健医院)仁川支会 ☎ 032-451-4000
- 家族保健医院(検診場所) ☎ 032-451-4000
- マムマムマム仁川 (cafe.naver.com/mammammam)
- 人口保健福祉協会仁川支会で運営する妊娠、産後ケアに関連するためになる情報を案内している。
- 該当内容は毎年変更されるため、詳細は人口保健福祉協会に問い合わせてください。
区分 | 対象 | 検診項目 / 内容 |
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妊婦健康診断 | 仁川広域市民(国際結婚者を含む)で健康保険に加入している妊婦
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新婚夫婦(結婚適齢期)健康検診 | 結婚を控えた夫婦、妊娠前の新婚夫婦(国際結婚者を含む)
| 身体計測、尿検査、血液検査、B型肝炎検査、A型肝炎検査、性病検査、生化学検査、胸部レントゲン検査、甲状腺検査 |
出産·育児健康教室 | すべての妊婦及び配偶者、予備親、その家族など | 胎教教室、父親育児教室、夫婦教室、予備父母教育 |
- 必要時、追加検査費用が発生することがある。