仁川黔丹地域では、1999年から土地区画整理事業の一環として、文化遺跡発掘調査が実施されています。調査の結果、青銅器時代を中心に旧石器時代から朝鮮時代に至る様々な時期の遺跡と遺物が確認され、こうした発掘成果をもとに黔丹先史博物館が開館されました。
  私たちの博物館は、先史時代をテーマにした専門博物館として、地上2階、地下1階延べ面積1894㎡(約576坪)規模で、常設展示室、企画展示室、体験学習室などから構成されています。展示室内部には、黔丹、元当、東陽、不老地区など、仁川北西部地域の都市開発進行過程で発掘された陶土類、骨角類、金属類、玉石ガラス類などの先史時代の遺物を展示しており、青銅器時代の家の跡地及び石棺墓を発掘当時の姿のままに移転設置しています。特に体験学習室に先史文化と関連した各種模型遺物を備えて直接触れることができるようにし、子供及び青少年の先史文化教育の場として活用できるように構成しました。
  私たちの博物館では毎年、特色ある特別展開催及び博物館教育プログラムを開発し、観覧客が多様な文化コンテンツに触れることができる機会を提供することにより、地域社会の文化需要に応える博物館となるように最善を尽くしています。