全国的なA型肝炎発生の増加で、地域社会への拡散防止のために予防守則遵守を徹底化し、ワクチン接種歴やA型肝炎罹患歴がない場合、40歳未満の方は検査なしでワクチンを接種し、40歳以上であれば、抗体検査を実施して抗体がない場合、接種することをお勧めします。
A型肝炎など、水因性食品媒介感染症の予防守則
-正しい手洗いの生活化
-お湯を飲む
-食べ物は十分な温度で調理し、火を通して食べる
*85℃以上で1分間加熱し、貝類は90℃で4分間加熱
-野菜、果物はきれいに洗い、皮を剥いて食べる
-衛生的な調理過程を準拠
*調理器具は区分して使用し、調理した後、消毒する。下痢の症状がある場合、食品の調理と準備を禁止する
予防接種のお勧め
-12〜23ヵ月のすべての小児
-A型肝炎に対する免疫力がない高リスク群* 小児青少年や成人
| *高危険群 |
| 疾患別 |
。慢性肝臓疾患者、肝臓移植患者、血液製剤を頻繁に投与される血友病患者など |
| 職業及び状況別 |
。外食産業従事者、保育施設従事者、A型肝炎ウイルスにさらされる危険性がある医療関係者及び研究室従事者
。A型肝炎流行地域の旅行者及び勤務予定者、男性同性愛者、薬物中毒者、最近2週間以内にA型肝炎患者と接触した者 |
-これ以外に、小児青少年や成人でワクチン接種歴がないか、A型肝炎を患ったことがない人の中で、A型肝炎に対する免疫を得ることを希望する方は、接種することができる。
