第79周年光復節祝辞
独立と自由、民族の生への夢!
その夢が祖国の解放をもたらしました
尊敬する独立有功者とご遺族の皆様、
300万仁川市民と700万在外同胞の皆様。
本日は光復79周年であり、
大韓民国政府樹立76周年を迎える非常に意義深い日です。
独立先烈の犠牲と献身により、
今日の私たちは偉大な大韓民国を叫ぶことができます。
心より深く感謝と敬意を表します。
独立有功者やご遺族の方々にも感謝と尊敬の意を表します。
私たちの独立先烈の独立運動は、
日帝から国民主権を取り戻す闘争であると同時に、
韓国を世界に負けない素晴らしい国にするという未来への夢であり、
遠大な希望の闘争でもありました。
そして本日、大韓民国は世界の中にそびえ立つ、
独立先烈があれほど渇望した高い経済力と強力な国防力を持つ
偉大な先進国としての道を歩んでいます。
どんな苦難や逆境の中でも諦めることなく、
一度も夢を手放さなかった偉大な独立先烈の強靭な意志と精神が生み出した結果です。
国と民族文化を失い、文と言葉さえ奪われた暗くて不幸な時代にも、
私たちの先祖は独立と自由、民族の生に向けた夢だけは失わなかったのです。
その夢が祖国と民族の解放をもたらしました。
島山安昌浩先生は、私たちが立てた目的が間違ったものであればいずれ失敗し、
私たちが立てた目的が正しいものであればいずれ成功すると話しました。
私は本日、大韓民国の国民であり、仁川広域市長としてその意志を受け継ぎ、
偉大な仁川時代を仁川市民の皆様と共に作っていくことを改めて固く誓います。
「平和と平等を叫んだ偉大な民族精神」
仁川が共生と包容の力で引き継いでいきます
尊敬する仁川市民の皆様、
私たちの仁川は大きな夢を見ています。
大韓民国代表経済都市としてグローバルトップテンシティーへの力強い跳躍を準備し、
市民が幸せな世界超一流都市に向かって突き進むための夢です。
仁川は昔から「共生と包容の力」を持っています。
開港以来、警戒と排斥の代わりに、共に暮らす生き方、共に発展する道を選んできました。
仁川は今でも全国八道はもちろん、北朝鮮、延辺、
サハリンなどそれぞれの故郷を持つ韓民族が集まって暮らしています。
私たちは夢を叶えるために常に心を一つにして来ました。
それが今日、大韓民国の最高経済自由区域を作り出し、
グローバルマインドを備えた国際都市に成長する原動力となったのです。
三・一運動の核心精神の1つはまさに平等と平和です。
独立宣言書には、帝国主義の武力統治に対して非暴力平和運動を行い、
人類は皆平等であるという大きな意味を世界のすべての国に
知らせなければならないとはっきり明示されています。
私たちの独立先烈は、国の独立のために命まで捧げながら、
世界平和と人類平等までも一緒に叫ぶ偉大な民族精神を見せてくれたのです。
自由で幸せな世界を可能にした
大胆な勇気、崇高な犠牲精神を心に刻みます
9月15日は仁川上陸作戦記念日です。
武力侵攻を退いて自由と平和を実現するため、
ここ仁川に集まって前進した韓国軍と偉大な世界の人々の
平和精神を記念したいと思います。
「愛と平和の文化で全人類が仲良く楽しく生きるようにしなければならない」という
白凡金九先生の言葉のように、もう一度世界の人々から仁川が真の
「世界平和の都市」として思われるよう、努力してまいります。
仁川は1883年、仁川港開港とともに包容と成長の都市に発展し、
2001年には仁川空港開港を通じて国際都市仁川として大きく飛躍しました。
海を埋めて世界最高の国際空港を整備し、2014年にはアジア競技大会を開催、
今では300万仁川市民と700万在外同胞が共に作っていく
大韓民国代表経済都市として世界の人々を包容し心を開く第3の仁川開港時代を迎えています。
世界の人々と共に平和かつ自由な、
幸せな世界を望んでいた独立先烈の夢がここ仁川で、
偉大な大韓民国のために力強くうごめいています。
2024年8月15日の本日、第79周年の光復節を迎えまして私たちは
このすべてを可能にした独立先烈の大胆な勇気と崇高な犠牲精神を再び心に刻みます。
仁川の夢が大韓民国の未来となるその背景には、光復の崇高な精神があります。
国を取り戻すという熱望ひとつで光復と自由、
平和の守護神となった先烈を記憶し、護国報勲都市仁川として報勲家族に礼を尽くし、
護国精神を讃える宣揚事業にさらに最善を尽くしてまいります。
本日お越しいただいた光復会仁川市支部長をはじめとする報勲団体会員の皆様と独立有功者、
並びにご遺族の皆様に改めて深く感謝申し上げます。