메뉴 바로가기 본문 바로가기

メッセージ

「扶危定傾(危機に直面し、間違ったものを立て直し、国を立て直す)の精神をもって、 国を正しく立て直すために全力を尽くしてまいります」

作成日
2025-04-30

第106周年 三一節記念式典記念


謹んで、敬愛する独立有功者およびご遺族の皆様、

そして300万の仁川市民と700万の在外同胞の皆様!


106年前の今日、全国民が立ち上がり、声を上げたあの日の叫びは、

我々が民主共和国の主人公として、

自由で力強い我が祖国・大韓民国で

平和と幸福を享受できる礎となりました。


仁川(インチョン)は、三・一独立運動の炎を全国へと広げた

独立運動の歴史を抱いた都市です。


仁川昌栄(チャンヨン)小学校の学生たちは

教室の黒板に太極旗を描き、同盟休校を決意いたしました。

約300人の市民は、万国公園における万歳運動に呼応いたしました。

ファンオ市場では、およそ一千人の群衆が「大韓独立万歳」を高らかに叫びました。

内陸部はもとより、龍流島(ヨンユド)や徳積島(トクチョクド)といった小さな島々でも

幼い手で作った木綿の太極旗が誇らしくはためき、

私たちは地域や階層、宗教や理念を超えて一つとなったのです。


私たちの先祖たちは、国を奪われた痛ましい思いを

「世界平和」という崇高な理念へと昇華させました。

人類愛と世界平和の重要性を訴え、

「人類が共に生きる正当な権利」のために独立を主張したのです。


私たちの先烈は、非暴力と平和の精神が込められた独立宣言書を通じて、

人類皆がともに平和な世界を築こうという希望を抱いておりました。

独立運動は、個人の尊厳と国家の主権を取り戻すことにとどまらず、

アジアを超えて世界平和を実現するための出発点であったのです。


皆様もよくご存じのとおり、

人類の平和と自由を守る歴史を有する都市こそ、まさに仁川であります。

世界中の若者たちが、ここ仁川で

平和と自由のために命を懸けて戦ったのです。


仁川は昨年、UNにより承認された「国際平和都市」に加入いたしました。

平和と繁栄を成し遂げたこの都市は、

これからは世界平和を守る都市として、さらに発展してまいります。


敬愛なる市民の皆様、


今日の仁川は、経済自由区域や空港、港を中心に、

世界へとつながる空と海の道を通じて多様な文化を受け入れ、

世界の人々が共に生きる都市へと成長を遂げております。

大韓民国の経済および都市外交の中心地として台頭し、

世界の平和と平等という独立宣言の精神が実現されつつあるのです。


仁川は、大韓民国の未来を担う若い世代が

夢を育む「希望の都市」であります。

少子化という国家的な危機に対し解決の道を示し、

人口の増加と卓越した経済成長率が示すように、

大韓民国の発展を力強く牽引しております。


今後も、世界的な都市へと飛躍するために、

仁川は絶え間ない変化と成長を続けてまいります。

仁川港の開港、仁川空港の開港に続き、

グローバルTOP10都市というビジョンを実現する「第3の開港時代」を迎え、

大韓民国と世界をつなぐ、包容力のある都市として前進してまいります。


「市民が幸福を実感できる、世界最高水準の都市」へと歩みを進めること、

それこそが、私たち仁川市の目標であります。

本日この場をお借りして、

より一層発展した仁川、そして大韓民国を築いていくことを固く誓います。

仁川の夢が大韓民国の未来を変える力となるよう、全力を尽くしてまいります。


敬愛する市民の皆様!

在外同胞の皆様、そして独立有功者ならびにご遺族の皆様!


今日、私たちが自由と平和、そして繁栄を享受できるのは、

先烈たちの犠牲と献身のおかげであります。


しかし現在の大韓民国は、国内において政治はもとより、

経済や社会など全般にわたり、大きな転換点に立っています。

国際情勢も予断を許さない厳しい状況にあります。


今の我が社会は、中央集権政治と深刻な陣営中心主義によって、

対立と分断の極みにあります。

政治の力量や誠実さ、真心といった徳目は後回しにされ、

ただ中央権力の掌握のみを目的とした、見せかけのポピュリズムによって、

大韓民国は次第に病んでいるのが現状です。


まさに今こそ、このような悪循環と長年にわたるイデオロギー的対立の連鎖を断ち切る時です。

我が国の政治が抱える慢性的な問題である「権力の集中」、

そして社会全体を覆っている「過度な政治化」の状態を私たちは克服しなければなりません。


今は、政局の混乱という危機の時であると同時に、

誤った政治構造を正していく絶好の機会でもあります。 


私は大韓民国の市道知事協議会の会長として、

政治の安定を図るため、「地方分権型の憲法改正」を提案いたしました。


開発万能主義の時代において大統領と中央に集中していた権力を地方へと分散させ、

中央政府と地方政府が対等な関係のもとで相互に協力し合いながら、

新たな「地方分権型の地方の時代」を切り拓いていかなければなりません。

これこそが、大韓民国の政治と行政、文化と福祉の歴史を新たに築く道であります。


私は、30年前に始まった古く脆弱な中央集権型制度を果敢に改善し、

これからの100年の未来を切り拓く新たな「地方の時代」を築いていくために、

全力を尽くしてまいります。



今は困難で苦しい時期ではありますが、

古く脆くなった殻を脱ぎ捨て、痛みと危機を伴う成長の過程を乗り越えるならば、

私たちは、より新たな大韓民国へと生まれ変わることができるはずです。


私は「扶危定傾」の心をもって、

この危機の中で誤りを正し、国を正しい方向へと導くために全力を尽くしてまいります。


私たちは、先烈たちの精神を受け継ぎ、

いま直面している困難も、必ず乗り越えることができると信じております。


改めて、大韓民国の独立と自由のために献身された

殉国先烈の崇高な犠牲と奉仕に心からの敬意と感謝を捧げます。


力を合わせれば、どのような困難も乗り越えることができます。

その中心に、私と仁川市が共にあります。

誠にありがとうございました。

添付