APEC加盟国駐韓公館招請懇談会およびファムトリップ

APEC加盟国駐韓公館招請行事に喜んで参加して下さった

大使の皆様や関係者の皆様、心より歓迎いたします。

また貴賓の皆様をお迎えし、今回のイベントを開催できるよう多大なご協力をいただいた

大韓民国市道知事協議会にも感謝いたします。

仁川は2025APEC首脳会議を誘致したいと考えています。

本日皆様をお迎えし、大韓民国で最もダイナミックな都市、

仁川をお見せすることができ、とても嬉しく思います。

仁川は環太平洋諸国の経済·社会·文化的異質性を克服し

持続的な経済成長に貢献し、アジア太平洋共同体を樹立するというAPEC設立趣旨と

APECの3大核心議題である相互連携(Interconnected)、革新(Innovative)、包容(Inclusive)を積極的に支持します。

仁川はAPEC設立の趣旨と核心議題を実現できる

最適な地理的位置と歴史的背景、市民社会意識、未来ビジョンがすべて揃っているという点を強調したいと思います。

仁川は地理的位置による「相互連携(Interconnected)」の中核都市です。

内部的にはソウルなど2400万人を背後に置いた

大韓民国最高の経済自由区域を成長させている都市です。

仁川経済自由区域には世界的なバイオ、半導体、貿易、金融、IT企業と

GCFなどの国際機関が集まっています。

外部的には西海を通じた東アジア太平洋通路の始まりであり、海運航路の中心地です。

仁川国際空港は北東アジアのハブ空港で、アジア·太平洋諸国を含む

全世界58カ国を結んでいます。

仁川は西海を挟んで北朝鮮とも接しています。

2014仁川アジア競技大会当時、北朝鮮選手団が参加し

韓国選手団、仁川市民と手を取り合ったりもしました。

そのように南北平和、ひいてはアジアと世界平和に対する強烈なメッセージを伝え

平和の都市であることを宣言しました。

仁川は「革新(Innovative)」の都市です。

皆様が訪れた松島はわずか30年前は海でした。

皆様がご利用された仁川国際空港もやはり海の上の二つの島を一つにつなげて作りました。

その空港と松島を結ぶ世界3大美橋の一つに数えられる

大韓民国最大の長さの斜張橋である仁川大橋は、世界の人々と仁川を連結しようとする

仁川の夢が込められた革新の象徴です。

仁川の革新に向けたチャレンジ精神がなかったら

今日、大韓民国の成長動力となった仁川経済自由区域を創造することは難しかったでしょう。

仁川市は社会的、文化的異質性をいち早く克服した包容(Inclusive)の都市でもあります。

西暦372年から中国と海運貿易を行った記録が残っている国際交易の歴史があります。

1883年には開港を通じて海外の文物を受け入れ、各国の租界地が造成されました。

今日、これは世界の人々が共に暮らす国際都市づくりにつながっています。

120年前、この地の最初の移民者が出発したのが仁川です。

今やその移民者らが全世界750万の韓国人同胞ネットワークを形成しています。

仁川は大韓民国政府の政策に従って在外同胞庁を開き

750万人の韓国人同胞を300万の仁川市民の胸に抱き

新しい1,000万人の仁川時代を切り開いていきます。

ユン・ソンヨル大統領は「在外同胞庁を仁川に置くということは

仁川がグローバルビジネスハブであるという意味だ」と強調しました。

ユン・ソンヨル大統領がおっしゃったように、韓国人同胞ネットワークは大規模なビジネス交流でつながっており、

これはAPEC加盟国とも緊密につながることでしょう。

このため、2025 APEC首脳会議が仁川に誘致されれば

大韓民国政府の全面的な支援が行われることを確信しています。

APECが追求するアジア·太平洋地域の安定と繁栄に向けた協力のメッセージを実現する上で

仁川は最も象徴的で理想的な場所となるでしょう。

仁川は今すぐでもAPEC首脳会議を開催できる交通、宿泊、コンベンション施設インフラはもちろん

セキュリティと安全、市民の熱望まですべて準備を終えた状態です。

今日は決して時間は長くはないため、2025 APEC首脳会議の最適地として

仁川の様々な魅力を全てお見せできない点が残念ではありますが、

充実したプログラムを存分に楽しんでいただければと思います、

交流と協力の意義深い時間になることを願います。

APEC首脳会議誘致のため努力する仁川に向けて

持続的な関心と応援をお願いいたします。

ありがとうございました。