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ウェブトゥーン 仁川

[第8話] もう1つさえあれば

作成日
2024-07-24 10:00

もう1つさえあれば

ミル、いつ見つかるのさ?もう3時間歩きっぱなしだよ~。

変ねえ。こんなに探し回ったんだから、

とっくに卵が見つかってもいいはずなのに…。

もしかして、美味しそうだから誰かが持ち去ったんじゃない?

冗談だって、冗談!

Hey ペーパー、魔物の卵の位置をもう一度検索!

Hey ペーパー、魔物の卵の位置をもう一度検索!

サイトにアクセスできません。

www.魔物検索マップ.com サーバーIPアドレスが見つかりません。

次の方法をお試しください。

1. 接続を確認 2.プロキシ、ファイアウォール、DNSの設定を確認 3. Windowsのネットワーク診断ツールを実行ええっ??

ちょっと待って!見覚えあるメッセージが出たけど!?

というか、…OSがWindowsだったの!?

異世界の魔法書って言ってなかった?

落ちついて、ジェミン。どうやら、ペーパーにエラーが発生したみたい。

ペーパーを再起動しないと。

え?本なのに再起動なんてできるの?

そうだよ。方法は簡単。

上にある音量ボタンと電源ボタンを同時に3秒以上押せば再起動するんだ。

何それ、本にそんなボタンがあるの!?

再起動完了。経路が変更されたため、ルート検索を更新します。

この付近に存在する魔物の卵は…。

ありません。何だって!?

エラーのせいで、案内が間違ってたみたい。…じゃあ、

今まで歩きっぱなしだったのは、

全部無駄だってこと!?

できるだけ早く卵を取り戻さないと新型タブレットが手に入らないのに、

まる1日も無駄にするなんて!(涙)

うぉーん!とんでもなく悔しい!僕の1日を返して~!!

はい、富平のウォントンイ峠のことですね?

またなんで急にウォントンイ峠の話?

朝鮮を建国した李成桂が、首都をどこにするか考えていた時、

無学大師が富平を訪れたところ、首都に適していると考えたそうです。

無学大師の報告を受けた李成桂はすぐさま富平に足を運びました。

当時、首都を決める際には、周辺に100の峠があることが条件だったため、数えてみたところ、

1つ足りない99か所の峠しかなかったため、

惜しくも富平を新しい首都にすることは断念するしかありませんでした。

無学大師が「峠が1つ足りないことが悔し(ウォントン)い」と嘆いたことから、

今立っているこの場所が「ウォントンイ峠」と名づけられたという伝説が伝わっています。

へえっ…ということは、もし当時、

富平に峠がもう1つさえあれば、今の韓国の首都が

ソウルじゃなくて富平になってたかもしれないってこと?すごい…!

自分が住んでる仁川にそんな裏話があるなんて、

急に仁川が誇らしくなってきた!そうだね、

やっぱり仁川は『中心の都市』だよ!

だよね? ペーパー。…バッテリーが不足しているため、

システムを終了します。

しまった、そういえば仁川に来てから一度も充電してあげてなかった!

だからエラーが起きたのね…!

ジェミン!モバイルバッテリー持ってなかった?ちょっと貸して。

いいけど…でもモバイルバッテリーなんて使えるの?

ああ…だめみたい…。そりゃそうだよ。

異世界の本をモバイルバッテリーで充電できるわけが……。

ケーブルがCタイプだから差し込めない。この子はマイクロ5ピンだから。

ジェミンはますます混乱してきた…

ウォントンイ峠にまつわるもう1つの伝説について…。

朝鮮時代に、地方で納められた米を安全に運ぶべく、

運河を作ることを計画しましたが、

富平にある頑丈な岩山にぶつかってそれ以上掘り続けることができなかったため、

悔し(ウォントン)がったことからウォントンイ峠と名づけられたという伝説もあります。




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