
ボーイフレンド

あった!

今回はなんと、
最初のコマで魔物の卵を見つけちゃったよ!やった~!

それでは皆さん、卵を見つけたので、
また次話で~!ジェミン!これは何?

これ?これは郵便ポストだよ。
他のところにいる人に届けたい手紙をここに入れると、
郵便屋さんが代わりに届けてくれるんだ。

なるほど!私が住んでる世界にも似たようなものがあるよ!
ところで、郵便ポストの隣にあるこの墓石は何?

これは墓石じゃなくて…ええっと、開局110周年記念碑??

はい、韓国初の地方郵便局である「仁川郵逓局」のことですね?
あっちょっと待って!ストップ!!今話はもう終わったって!

1884年、近代式の郵便業務を担うため、漢城には「郵政総局」を、
仁川には「仁川分局」を設置しました。甲申政変によりしばらくの間閉鎖された後、
1895年に「仁川郵逓司」という名前で復活を遂げましたが、

1905年日本の仁川郵便局に吸収されてしまい、
1923年現在の姿に移転・建築され、
1949年になってからようやく「仁川郵逓局」という名前になりました。

韓国初の地方郵便局も仁川だったなんて、
もう当たり前なように思えてくるね。
なんたって仁川は『初の都市』だからね!

あれ?でも閉まってるみたい。案内文が貼られてる。

郵逓局の移転のお知らせ?建物の安全上の問題で、
他の場所に移転して、ここは改装して市民に開放する予定だって。

残念だなあ。仁川で一番古い郵便局を見てみたかったのに…。
そうだね…もう少し早く知ってれば…!

あのさ…ミル。さっき思いついたんだけど、

故郷に手紙を出したらどう?手紙?

異世界にいるミルのご両親に手紙を出すんだよ。
両親じゃなくて友達でもいいし。

でも、どうやって届けるの?
仁川と私の故郷グランドナは物理的にもサーバー的にもつながってないよ。

それは心配いらないさ。この郵便ポストに入れればいいんだよ。
君が何度も言ってたように

仁川は魔法の都市なんだから。


うん、いいね。書いてみる!

はいこれ、便せんとペン。
書き終わったらこの封筒に入れてね。

見ないで!絶対に見ちゃダメだよ!見ないよ。
見せられたって見ないからな!



書けた!へへへ。書きたいことが溜まってたのか?
ずいぶん時間がかかったけど。

よし、郵便ポストに入れよう。

どうか手紙が無事届きますように!ところで、
誰に書いたんだ?ご両親?友達?

ボーイフレンド!何?ボーイフレンドが…いたの??
マジで?この美貌よ? いないと思う?

うん、いそうにない。くっ、悔しい…。
本当にいないから言い返せない(涙)。はははは、そうだろうと
