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ウェブトゥーン 仁川

[第23話] レベルアップ

作成日
2024-11-06 10:00

  

レベルアップ

今日はここなの?

済物浦倶楽部?

倶楽部って

どういう意味?

済物浦倶楽部。

英語のCLUBを日本では

「クラブ」と呼んだんだけど、

その発音どおりに漢字で表記した

ものなんだ。

ところで、

ミル。

うん?

なんでまた

着替えたの?

クラブに行くって聞いたから。

…キメすぎたかな?

はぁ…。

元通りに着替えた。

わあ~!中は

どこか古風で

素敵なカフェみたいな

雰囲気だね!

そうだよ。もともと

そういう

ところだから。

1891年に英国・米国・

ドイツ・清・日本の代表が

韓国初の外国人

社交クラブを作って、

その組織が

集まってた場所が

ここ済物浦倶楽部なんだ。

当時、仁川には

外国人の

居留地だった

租界地*が

あったけど、

済物浦倶楽部では

租界地内部の問題だけでなく、

自国の利益のための

国際外交戦が密かに

くり広げられてたそうだよ。

*租界地:開港場に設定された外国人専用の居留地

ジェミン!よく知ってるね!

お父さんと一緒に

一度来たことが

あるんだ。

この建物を設計した人は

ウクライナ出身の建築家、

サバチンだけど、サバチンは

韓国初の西欧式公園である

自由公園も設計したそうだよ。

済物浦倶楽部は昔から

様々な国籍の人たちが

文化と哲学、芸術について

議論する場だったんだ。

だから今も

その趣旨を生かして

いろんなプログラムで

市民の関心と

参加を促す

複合文化空間として

運営されてるんだ。

済物浦倶楽部は誰でも

無料で入場可能で、

プログラムに参加するためには

事前予約が必要だから

参考にしてね!

ジェミン、誰に

話しかけてるの?(汗)

ここは

本も多くて静かだから

図書館みたいに

利用できそうだよね。

ところで、

ジェミン。

卵を探しに

来たこと忘れてないよね…?

探さないと、

魔物の卵…。

そうだ、そうだったよね、

ははは(汗)。

はぁ…結局

済物浦倶楽部は

無駄足だったかな。

近くにもう1つ

候補地があるよ。

そこへ行ってみよう。

大仏ホテル?

うん!この

ホテルだよ!

ところで、

ミル…。

うん?

ここは君が

考えてる

ホテルとは違うよ。

リゾートじゃないんたってば。

ちえっ…

Hey ペーパー、

大仏ホテルについて

教えて~。

はい、韓国初の

西洋式ホテルである

大仏ホテルのことですね?

仁川開港後、

仁川港から入った

外国人はソウルに

行く前に仁川で

1泊する必要があり、

そのための宿泊施設が

必要だと考えた日本人

堀久太郎が煉瓦造りの

3階建ての西洋式ホテルを

建てました。

大仏ホテルは最初から

外国人向けだったため、

英語対応はもちろん、

韓国で初めて

コーヒーを販売した

場所でもあります。

ほお、韓国初の西洋式ホテルに、

初めてコーヒーを

販売した場所だなんて、

今まで知らなかったけど、

とても意味のある

場所なんだね。

ジェミン!展示館って言ってたけど、

本当に昔のホテルを

そのまま展示してるみたいだよ!

ここも私が

住んでいたグランドナに

似てるよ!

このティーカップ

可愛いな~!

あれ?

あった!

魔物の卵!

やった~!

よかった。ここにもなかったら

どうしようと

心配してたのに。

ここに来て

よかったよ!

ところで、

ミルも前と

だいぶ変わったな。

前より

大人になった

というか。

少し前のミルなら

こんなベッドを見かけたら

跳びはねて

大暴れしたと思うけど…。

ジェミン!

このベッドふかふかだよ!

ジェミンも来て!

今すぐ下りろ!

早く!!

バン バン

まったく成長していないミルだった。

済物浦倶楽部は

「済物浦政略」という言葉が生まれたほど

列強たちの利権争いと外交活動が

激しくくり広げられた場所でした。

表面上は社交クラブでしたが、

外交の前哨基地のようなものでした。

開港都市、仁川の特徴がよく表れている

済物浦倶楽部の建物は、これまで仁川市立博物館、

仁川文化院などとして利用されて来ましたが、現在は

その歴史と文化を引き継ぐ複合文化空間として

生まれ変わり、最近はドラマ『トッケビ

~君がくれた愛しい日々~』のロケ地としても

使われました。



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