産資部「プラスチック代替物質素材部品...」に最終選定
仁川市は4月9日に発表した「ホワイトバイオ産業育成戦略」と関連する政府公募事業に相次いで選ばれる快挙を成し遂げた。産業通商資源部の「プラスチック代替物質素材部品装備産業支援センター構築事業」実行機関として最終的に選定されたと21日、明らかにした。
産業通商資源部「産業革新基盤構築事業」は、産学研が共同利用することができる核心産業技術分野の施設・設備造成を支援する事業である。

▲朴南春仁川市長が9日、市庁接見室で開かれた「ホワイトバイオ産業育成戦略発表関連ビデオ会議」を主宰している。
「プラスチック代替物質素材部品装備産業支援センター」は、2025年までに総事業費150億ウォン(国費70億、仁川市15億、民間65億)が投入されて仁川大学校の敷地に構築される。参加機関には、韓国建設生活環境試験研究院(KCL)、仁川大、韓国石油化学協会、韓国プラスチック産業協同組合が協力する。
仁川市は、様々な環境(土壌、海洋、水系、嫌気環境)での生分解度評価、分解産物の生態毒性評価、プラスチック温室効果ガス削減確認のためのバイオマス含有量評価など、試験評価インフラと生分解性プラスチックの生産-廃棄-再資源化等、全周期的好循環生態系を造成するためのバイオ廃棄物実証設備、石油系生分解性原料開発支援のためのパイロットを構築する予定である。
また、生分解及びバイオマス分野について、センターで発行した成績書が海外で認められるように、グローバル認証機関であるTUVラインランド(DIN CERTCO認証)と業務協約を通じて輸出企業を支援する予定である。

▲ホワイトバイオ
仁川市は今後、生分解性プラスチックに対して、DIN CERTCO認証システムをもとに、TUVラインランド、韓国バイオプラスチック協会、韓国建設生活環境試験研究院などと、「仁川型認証制度」を開発・運営する計画であり、産業部と共同で民間認証システムを構築し、普及・拡散を推進する予定である。
また、標準開発支援、国内外のコンファレンス開催と人材育成及び試製品製作支援などを通して、ホワイトバイオ産業分野企業の競争力強化と事業化を促進するための支援システムを高度化する。