スイス・バイストロニックグループ社屋竣工、アジア最大規模
世界3大金属加工システム製造企業などの入居が相次ぎ、仁川経済自由区域(IFEZ)松島国際都市が、工作・加工機械企業のグローバル拠点として跳躍している。
仁川経済自由区域庁は、バイストロニックグループ(Bystronic Group)の韓国法人バイストロニックコリアの社屋竣工式が9日、松島洞11-108第4工区知識情報産業団地で開催されたと明らかにした。

▲ 世界3大金属加工システム製造企業などの入居が相次ぎ、仁川経済自由区域(IFEZ)松島国際都市が、工作・加工機械企業のグローバル拠点として跳躍している。
仁川経済自由区域庁は、バイストロニックグループ(Bystronic Group)の韓国法人バイストロニックコリアの社屋竣工式が9日、松島洞11-108第4工区知識情報産業団地で開催された。
竣工式にはソン・ヨンウォン仁川経済自由区域庁次長、アレックス・バザー バイストロニックグループ最高経営者(CEO)、チェ・ヨンチョル バイストロニックコリア代表、ダグマー・シュミット・タルタリ駐韓スイス大使などが参加した。
スイス・バイストロニックグループが100%投資したバイストロニックコリアは、2018年12月に投資契約などを経て総事業費約100億ウォンをかけて、敷地3,360㎡に社屋を完工した。
本社をはじめ、展示・教育センター(ブランドエクスペリエンスセンター)などで構成されており、今回建設された展示・教育センターは、バイストロニックグループのアジア地域にあるセンターの中で最大規模である。展示・教育センターは、国内の顧客会社だけでなく、アジア地域のエンジニアを相手に製品に対する教育を行う場所で、年間訪問者は数百人に達すると予想される。
▲スイス・バイストロニックグループは、世界3大先端金属加工システム企業の一つで、レーザー切断機、フォールディングマシン、工場自動化ソフトウェアを開発・製造する。世界40以上の支社と3500人を超える従業員がおり、スイス証券取引所の上場企業である。写真はスイス・バイストロニックグループ代表が挨拶している様子。
スイス・バイストロニックグループは、世界3大先端金属加工システム企業の一つで、レーザー切断機、フォールディングマシン、工場自動化ソフトウェアを開発・製造する。世界40以上の支社と3500人を超える従業員がおり、スイス証券取引所の上場企業である。
バイストロニックコリアは、レーザー加工システムを自動化システム及びソフトウェアと連携し、鉄板加工業界のデジタル化に先駆けている。バイストロニックコリアの顧客の45%が京仁地域に集中しているだけに、仁川地域の中小企業のデジタル転換のための協力も期待される。

▲松島に入居したバイストロニックコリア竣工式の様子。
今回、バイストロニックコリアが入居することで、2018年10月に松島に入居した日本アマダ(AMADA)社を含み、世界3大先端金属加工システム企業の中のグローバル企業2社が松島に入ったことになる。残りの1社はドイツのトランプ社だ。120年余りの歴史を持つ日本の工作機械市場シェア1位の日本オークマ(OKUMA)社も、松島に「CNC工作機械教育訓練センター」を完工し、2018年3月に入居した。
チェ・ヨンチョル バイストロニックコリア代表は、「竣工式をきっかけに、より良い会社として新たな時代を開く始発点となり、大韓民国の板金市場を先導して行くことができるように、すべての役職員と最善を尽くす所存である」と抱負を語った。