仁川市、国費 10 億ウォン確保 … 松島コンベンシアに 360°VR 構築
仁川市が文体部国際会議複合地区活性化公募事業に4年連続で選定され、国際マイス都市としてさらに一歩飛躍することになった。
仁川市と仁川観光公社は、文化体育観光部主管の「 2022 年国際会議複合地区活性化支援事業」公募に選定され、国費 5 億 1000 万ウォンを確保した。
▲ 仁川市は、 2019 年から今年まで 4 年連続で文体部国際会議複合地区活性化事業に選定された。松島国際会議複合地区は、 2018 年に全国で初めて指定された事例である。写真は国際会議複合地区。
2018 年に全国で初めて松島国際会議複合地区が指定 ( 松島コンベンシア一帯 2.98 ㎢ ) されて以来、仁川市は 2019 年から今年まで、 4 年連続で文体部国際会議複合地区活性化事業に選定された。
国際会議複合地区は、コンベンションセンターを中心にホテル、ショッピング、公演など関連施設を集積化し、開催都市のブランドと競争力を強化する目的で指定されるもので、仁川を含め釜山、大邱、光州、京畿高揚など 5 ヵ所がある。
仁川市は、昨年までこの事業に 28 億ウォンを投入し、国際マイス都市としての立地を固めてきた。
特に昨年は、マイストレンドを反映したミーティングテクノロジー支援事業の一環として、仮想スタジオ、 3D オンライン会議プラットフォーム、ホログラム上映館などを構築し、これを活用して昨年 11 月には「ユネスコ学習都市国際会議」など各種イベントにデジタルコンテンツを制作支援した。
▲ 松島国際会議複合地区は、今年は国費を含む 10 億 2000 万ウォンの予算を確保して、地域文化・観光資源連携プログラム開発、専門会議施設松島コンベンシア 360°VR 構築を推進する計画である。
また、複合地区内のコンベンションセンター、ホテル、ショッピングモールなど、集積施設と連携した競争力強化に努めた。
さらにイカゲームなど、大衆に広く知られたコンテンツを活用してブームアップイベントを開催し、新型コロナ克服のために複合地区で開催されるマイス行事に防疫を支援するなど協力案を模索してきた。
今年は、国費を含む 10 億 2000 万ウォンの予算を確保して、 ▲ 松島国際会議複合地区ブランド開発及び共同マーケティング、 ▲ マイス主催者及び参加者向けのスマート観光環境づくり、 ▲ 複合地区内マイス事業体育成及び人材養成拠点づくり、 ▲ 地域文化・観光資源連携プログラム開発、 ▲ 専門会議施設松島コンベンシア 360°VR 構築を推進する計画である。
市は 2018 年、「仁川市国際会議複合地区育成・振興 5 ヵ年計画」を樹立し、これまでマイス産業生態系の造成とインフラ構築に重点を置いて複合地区事業を推進してきた。
これまで積み重ねてきた国際マイス経験と国際複合地区構築をもとに、 2025 年の韓国開催が確定した APEC (アジア太平洋経済協力)首脳会議の仁川誘致準備にも拍車をかける計画である。