欧州型グローバルヒーリングスパ＆リゾート誘致をはじめ、創業約 200 年に近いドイツクラフトビール製造会社及びアイオティ・ブロックチェーンスタートアップとの連携協業など、劉正福仁川市長の初の海外投資誘致説明会が多くの成果を上げた。

▲ 仁川市は去る 17 日 ( 現地時刻 ) 、国際ビジネス中心都市であるドイツ・フランクフルトで市長と仁川経済自由区域庁長などが参加する中、投資誘致説明会を開催した。説明会には総 25 社の最高経営者 40 人余りが参加し、 3 社との相互協力意向書が締結されるなど、当初の期待をはるかに上回る大きな成果を上げたという評価だ。

仁川市は去る 17 日 ( 現地時刻 ) 、国際ビジネス中心都市であるドイツフランクフルトで市長と仁川経済自由区域庁長などが参加する中、投資誘致説明会を開催したと 18 日明らかにした。

説明会には総 25 社の最高経営者 40 人余りが参加し、 3 社との相互協力意向書が締結されるなど、当初の期待をはるかに上回る大きな成果を上げたという評価だ。また、参加した多くの企業も、今後協業を希望し、追加投資誘致につながると期待される。

まず、仁川経済庁がテルメグループと相互協力意向書を締結し、仁川経済自由区域（ IFEZ ）に海を抱く欧州型グローバルヒーリングスパ＆リゾート施設が誘致される見通しだ。

主な内容は、仁川経済庁がテルメグループの IFEZ 内施設の誘致及び運営のための敷地模索に協力し、行政サービス支援及び関係機関とのコミュニケーション協力を支援する。テルメグループは、年内に 2 億米ドル規模の外国人直接投資（ FDI ）申請を提出し、事業推進のための本格的な準備に着手する。

オーストリアに本社を置くテルメグループは現在、ルーマニア及びドイツなどに 4 つのヒーリングスパ＆ウェルネスリゾートを運営している。テルメ・ブカレスト支店の場合、 2016 年開場、年間 120 万人の訪問客が訪れる欧州最大のヒーリング・休息空間として名声が広がっている。

テルメグループならではの特長は、季節にかかわらず 1 年 365 日運営する室内ドーム型のスパ空間を植物園と連携した自然に優しい余暇空間だということだ。ルーマニア・ブカレスト支店の場合、親環境建築物の国際的認証制度 LEED （ Leadership in Energy and Environmental Design ）の最高等級であるプラチナ（ Platinum ）等級を取得している。

▲ 劉正福仁川広域市長は去る 17 日 ( 現地時間 ) 、ドイツ・フランクフルトで開かれた「ドイツ企業招請投資説明会」で企業関係者らと懇談会をしている。

テルメグループが IFEZ を投資先として積極的に検討しているのは、仁川経済庁の積極的な投資誘致に対する努力と、海を抱いている北東アジア観光ハブとして国際空港・クルーズターミナルなどが仁川に位置しているという点が大きな魅力となっているものと見られる。

また、 1831 年からドイツ伝統のクラフトビールを生産しているプフングシュタット（ Pfungstadter ）社と欧州韓人文化タウン造成時にクラフトビールのブリュアリー投資設置を協議し、松島ビール祭りをドイツのオクトーバーフェストと協業することにした。

これに伴い、 ioT ブロックチェーン技術を活用した航空物流システム開発ベンチャー企業である ioTAL GmbH 会社と相互協力意向書を締結し、今後仁川空港公社及び仁川の航空企業との協業、仁川スタートアップパークとの連携案を検討することにした。