- 永宗を中心に松島・青羅・江華と甕津まで包括するグローバル企業誘致戦略を提示-
-12企業(機関)と投資誘致協約を締結して投資誘致に拍車をかける-
仁川市は、世界10大都市へと大きく成長するため、グローバル企業を対象とする投資誘致を本格化した。


<ユ・ジョンボク仁川市長が7日、中区インスパイアにて開催された「グローバルトップ10シティ仁川投資説明会」で、投資誘致についての説明を行っている場面>

<ユ・ジョンボク仁川市長が6日、中区インスパイアにて開催された「グローバルトップ10シティ仁川投資説明会」で、投資誘致協約を締結した機関・企業の代表と共に記念撮影を行っている場面>
ユ・ジョンボク仁川市長は5月7日、モヒガン・インスパイアエンターテインメントリゾートにて、「グローバルトップ10シティ仁川(GLOBAL TOP10 CITY INCHEON)投資誘致説明会」を開催し、これまでの「ニュー香港シティプロジェクト」をさらに拡張させ、仁川を「グローバルトップ10シティ」に発展させると宣布した。
この日の説明会には、フィリピンのLCSグループ、ロッテバイオロジクス、高麗亜鉛、韓国GM、大周重工業など韓国内外の企業約80社と関連機関の関係者など約250名が出席した。
ユ・ジョンボク仁川市長は、「グローバルトップ10シティ仁川投資誘致(戦略)」の発表を皮切りに、仁川企業の成功事例を紹介し、12企業(機関)と投資誘致協約を締結した。
「グローバルトップ10シティ仁川」は、民選8期の中心的公約である「ニュー香港シティプロジェクト」の目標を維持しつつも、投資誘致の対象を香港離脱企業に特定せず、韓国内外の企業全体に拡大させるものである。
永宗を中心に松島、青羅、そして江華と甕津を戦略的拠点として、それらの地にグローバル企業を誘致するという構想が込められている。
『江華の南端』には、グリーンバイオファウンドリ、海洋治癒地区、環境にやさしいウェルネス住居団地の造成を目標とし、永宗~江華間の大橋建設を中心的先導事業として推進する。
現在、1段階として進行中の永宗~信島区間が2025年末に開通を控えており、信島~江華間の2段階大橋建設を推進する。
『永宗』は、バイオなど超格差先端新産業のプラットフォーム(第3保留地)、沿岸湿地をテーマとする湿地園など(浚渫土投機場)、複合型ジャーレクリエーション施設フィッシングコンプレックスと在外同胞住居地グローバルウェルカムビレッジ(中山マリンシティ)、海洋レジャー地区(巨蚕浦)などを設置する。
『青羅』には、環境複合研究団地やハナ金融タウンなどさまざまな金融機関の集積を通じて特化金融複合団地を、『松島』には研究開発(R&D)-人材養成-就職が好循環するバイオ拠点と新港の背後団地を活用した高付加価値の物流団地拠点を設置する。『内港一帯』には、「済物浦ルネッサンス」プロジェクトと連携した文化観光・複合業務・産業経済特化都市を構想して、グローバル最大規模の文化複合施設キューブ(K-ube)設置のための手順が進められている。
ユ・ジョンボク仁川市長は、「グローバルトップ10シティ仁川づくりに向けて、仁川が持つ競争力と強みを活かした計画が実現するよう、先導事業を速やかに推進して、企業の投資誘致に総力を挙げる」と述べた。