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ウェブトゥーン 仁川

[第17話] 割り込み

作成日
2024-09-25 10:00

 

割り込み

 あれ?猫だ!

ジェミン、

この猫

すっごく可愛い!

そんなの

気にしてる

場合じゃないよ!

本当に卵が

ここにあるの?

ここは虹霓門と言って

けっこう有名な場所だから

僕もよく知ってるけど、

このトンネルしかないよ。

へへへ、可愛い~!

ミル、

ちゃんと

聞いてる?(汗)

聞いてる

よね?

ねえ?

にゃー!

にゃー…!

猫ちゃんが私に

話したいことが

あるみたい。

Hey

ペーパー

猫ちゃんの

言っていることを

通訳して。

ええ?ペーパーに

そんな機能も

あったの??

ここは虹霓門。

虹の門という

意味だにゃん。

ええ? 通訳できてる!?

1908年に開通されたこのトンネルは

当時日本人が

穴門*と呼んでいたけど、

自分たちの土地を広げて

物資の運搬がしやすいように

自由公園の山のすそに穴を空けて

門を作ったからだにゃん。

* 穴門:穴を空けて作った門

ち、ちょっと待って!なんでいきなり

猫が虹霓門について

説明してるのさ!?

この漫画はタイトルからして

魔法の世界なんだから

固いこと言わないでにゃん。

虹霓門を建てた時、

設計は日本人が

したけど、

工事は強制的に

動員された朝鮮人の

汗と血でできてるんだにゃん。

わたしのお主人様のお父さんも

その中の1人で、

工事のつらさのせいで病にかかり

苦労のうちに亡くなったにゃん…

ご主人様は長い間

お父さんを恋しがってたけど、

わたしに出会ってから

笑顔を取り戻したにゃん。

おや…。君を飼っていた

人のお父様が

ここの工事をしてた人の

1人だったんだね…

ご先祖様の血と汗によって

建てられたトンネルが

今は美しい建築物として

人気を集めてるなんて、

少し

しんみりしちゃうな…。

そうだ、ミル。

この猫に

卵について

聞くこともできる?

そうだね、もちろんだよ。

ペーパー

ここで

卵みたいなもの

見かけてない?

卵?

いや、あんな

茶色の卵なんて

一度も見たこと

ないにゃん。

ちょっと待った。

その卵が

茶色だなんて

一言も言ってないけど?

そうだよ…!!

にゃー!

にゃー!(汗)

いまさら

普通の

猫のふりしても

もう遅いよ。

卵はどこ?

私たちのものなの!

仕方にゃいな。

ついて来てにゃん…。

おお、殊勝になった。

あれ??昨日まで

ここにあったのに

なくなってるにゃん!

わたしがここに

隠しておいたのに!!

何ですって!?

周りを

探してみよう!

私はこっちを

探してみる!

分かった!

まさか返したく

ないから演技してる

わけじゃないよね?

わたしは

嘘がつけない

猫だにゃん。

さっき

嘘ついてたじゃないか!

あった!

本当に!?

よかった!

でも…。

卵が

割れてる…!

何だって!?

中身だけなくなってるから

偶然割れたわけではなく、

誰かがわざと割って

持ち去ったみたい。

もし持ち去った

人が卵を食べたら

大変なことになる!

…大変なことって?

食べたら

どうなるの?

もともと食材

なんでしょ?

魔物の卵は味も

素晴らしいけど、

それだけで超高価の

レアアイテムになったんじゃない。

その卵を食べると

自分の中に潜在している

マナ*が爆発的に

増えることになる!

*マナ:魔法が使えるようにする力

虹という意味を持つ虹霓門は

済物浦港から京仁鉄道の杻峴駅

(現在の東仁川駅)の方を貫通する門で、

日本による植民地時代に日本人が物資輸送の便宜を

図るために作った石の門だにゃん。

工事中に朝鮮人労働者が犠牲になった

悲痛な歴史を持つ虹霓門だけど、

当時の土木工法と材料が分かる文化遺産として

仁川広域市の有形文化遺産に指定され、

今は入口の両側にある石の壁を覆うツタと

虹霓門を中心に作られたカフェ通りによって

たくさんの観光客が足を運ぶ

仁川市を代表する築造物の一つになったにゃん。



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