公村・富平・寿山・南洞浄水場ISO22000認証
仁川の水道水は、食品に準ずる衛生管理システムを作り、国際認証を取得して、さらにきれいな水道水の供給が期待できるようになった。

▲仁川の水道水は、食品に準ずる衛生管理システムを作り、国際認証を取得して、さらにきれいな水道水の供給が期待できるようになった。写真は富平浄水場。
仁川市上水道事業本部は8日、仁川の水道水が、国際標準化機構食品安全経営システム(ISO 22000)国際認証を2日、取得し、国際標準認証書を受けたと発表した。
今回のISO 22000認証取得は、仁川の水道水が体系的な衛生管理・食品安全管理を通して、厳密に生産・供給されていることが国際的に認められたことを意味する。
国際衛生管理基準に達してISO 22000を取得した対象は、仁川管内の4つの浄水場(公村・富平・寿山・南洞浄水場)の取水から浄水生産供給全体と、瓶詰めミチュホルチャムムル生産設備などである。

▲国際衛生管理基準に達してISO 22000を取得した対象は、仁川管内の4つの浄水場(公村・富平・寿山・南洞浄水場)の取水から浄水生産供給全体と、瓶詰めミチュホルチャムムル生産設備などである。写真は仁川市の水道水で作ったミネラルウォーター。

▲今回ISO22000認証対象に含まれた公村浄水場
ISO 22000は、国際標準化機構(ISO)で開発した食品安全経営システム(Food Safety Management System)で、食品の原材料の生産、製造、加工、保存、流通段階等、各段階で発生し得る危険要素を効果的に管理するために規定した国際標準規格である。
今回の国際標準認証は、上水道関連食品安全経営システム認証機関である英国規格協会(BSI)を通して行われ、BSIは先月4つの浄水事業所(瓶詰めミチュホルチャムムル生産設備を含む)について現地実査を終えた。
仁川上水道本部は、昨年12月からISO 22000取得のために管内浄水場に対する大規模な施設改善を推進した。
まず、ISO22000国際認証を取得するために要求される防虫設備、建具交換、衛生前室設置と、厳格な衛生管理に備えて活性炭の吸着池別に密閉、活性炭吸着池の幼虫遮断装置の設置 施設に128億ウォンを投入して完了した。

▲仁川広域市長が最近、南洞浄水事業所を訪問し、仁川市水道水の生産施設を点検している。
ろ過池塗装事業と衛生管理改善事業は、今後も継続的に進める。今年12月までろ過池塗装事業を行い、2022年にも188億ウォンを投入して衛生管理改善及び追加関連事業を続けていく計画である。
全国で初めて、富平と公村浄水場に設置した幼虫遮断装置もベストプラクティスとして好評を得ている。この装置は、浄水処理過程の最終段階に設置されるもので、微細な異物まで遮断する効果がある。
これに朴南春仁川市長は「市民が安心して飲むことができるきれいな水道水の供給を上水道の最優先課題とし、全職員が心を一つにして骨身を削る努力をした」とし、「今回のISO 22000認証取得は、仁川の水道水が安全な食品レベルで厳密に管理されていることを実証したものである。市民がいっそう良くなった仁川の水道水を体感することができるように、今回のように市民との約束を一つ一つ実現していく」と述べた。

▲仁川市は8日、ソン・ギョンスBSI(英国規格協会)韓国総括代表からISO22000認証書が伝達された。
伝達式で、ソン・ギョンスBSI韓国総括代表は「私を含むBSIの審査員たちも、今後定期的に行われる事後審査を通して、仁川上水道事業本部が、食品安全経営システムを効果的に実行して可視的な成果を上げるのに一助となるよう努める」ことを約束し、「食品安全経営システムの構築と審査準備に努めた人たちの労苦に感謝する」と述べた。
朴南春仁川市長はこの日、市庁でソン・ギョンスBSI(英国規格協会)韓国総括代表から認証書が伝達された。伝達式には、シン・ウンホ仁川広域市議会議長、イム・ドンジュ産業経済委員長をはじめ、キム・ソンジャ健康な水道水委員会委員などが参加した。
一方、現在のISO 22000認証取得事例は、国内ではソウル市、富川市、金海市、順天市、海外では日本の大阪、スペインのアクバル、オーストラリアのメルボルンなどにあり、非常に先進化された浄水場である。