キャンプマーケット内造兵廠病院、愛館劇場など、主要資産価値評価計画
仁川市は、近代文化遺産管理基本原則を整備し、懸案事項の解決策模索のための計画を下半期までに樹立することにした。
仁川市は、開港場塩倉庫と甕津奨学館の文化財登録推進をはじめ、最近イシューとなっている近代文化遺産の保存及び活用方案を議論するための第1次「仁川型近代文化遺産管理TF」会議を去る5日に開催した。

▲ 仁川市は、開港場塩倉庫と甕津奨学館の文化財登録推進をはじめ、最近イシューとなっている近代文化遺産の保存及び活用方案を議論するための第1次「仁川型近代文化遺産管理TF」会議を去る5日に開催した。
参加者は、近代文化遺産管理に対する活用と支援のために、仁川市の近代文化遺産基本方針(支援・活用・買取など)と方向設定が重要だと認識し、地域のアイデンティティを盛り込んだ近代建築物に対する価値判断と市民の共感を形成するための広報の必要について同意した。
これまで、近代文化遺産に対する価値判断がなされず、社会的問題として浮上する事例が多いと認識した参加者たちは、討論会の場で最近イシューとなっている近代文化遺産の保存及び活用について意見を交換した。

▲ 塩倉庫と甕津奨学館の市文化財登録推進のために、TFは塩倉庫の意味と甕津奨学館活用の可能性を考察する方針である。甕津奨学館は、日本植民地時代の西洋式住宅という建築様式と教育施設としての意味がある。
最近のイシュー現況は、▷日帝時代の遺産であるキャンプマーケット内造兵廠病院、開港場塩倉庫の価値評価及び活用方案、▷仁川甕津奨学館の存置及び撤去、愛館劇場の価値評価及び活用方案、▷仁川都市産業宣教会の存置及び移転など、労働文化資産に関するものである。民主化‧労働運動関連の建築資産は、保全‧管理のために全数調査中である。
また、出席者は近代文化遺産に関する専門家グループによる調査報告書の事前作成の必要性に共感した。以下は、TF会議を通して作った近代建築物管理及び活用計画である。
■塩倉庫と甕津奨学館、文化財登録推進
塩倉庫と甕津奨学館の市文化財登録推進のために、TFは塩倉庫の意味と甕津奨学館活用の可能性を考察する方針である。塩倉庫は仁川の開港場、各国の租界地の中心として、甕津奨学館は日本植民地時代の西洋式文化住宅という建築様式と教育施設としての意味がある。専門家たちは、資料調査を通じてそれぞれの特性に合った価値判断と活用方案に対する調査報告書を作成する予定である。

▲キャンプマーケット内造兵廠病院は、汚染浄化方案作成に伴う保存‧移転間の合意点を見いだし、時代ごとに続いてきた建築物の用途など、歴史的な意味と原型の保存状態を総合的に考慮して文化財的価値を判断する計画である。
■キャンプマーケット内造兵廠病院
キャンプマーケット内造兵廠病院は、汚染浄化方案作成に伴う保存‧移転間の合意点を見いだし、時代ごとに続いてきた建築物の用途など、歴史的な意味と原型の保存状態を総合的に考慮して文化財的価値を判断する計画である。
■仁川都市産業宣教会と愛館劇場
仁川都市産業宣教会は、保存と移転をめぐって対立する地域住民と市民社会の合意点を導出するための方案を作成し、愛館劇場は、価値評価と基本活用方案に対する用役の結果に伴い、慎重に推進する計画である。

▲愛館劇場は、価値評価と基本活用方案に対する用役の結果に伴い、慎重に推進する計画である。
市は最近、再開発・再建築など都市化の過程で発生する近代文化遺産の滅失・毀損と、それに伴う保存と開発の社会的価値との間の衝突が激しくなるに伴い、9月、仁川型近代文化遺産管理TFを構成した。