民選8期の核心公約、超一流都市のための推進方向樹立
劉正福仁川市長の民選8期の核心公約である「市民が幸せな世界超一流都市、仁川」造成のための青写真が出来上がった。
仁川市は、「ニューグローバルシティ仁川(既存のニュー香港シティ)」と「済物浦ルネサンス事業」に対する推進方向を樹立した。
今回の推進方向は、仁川市民が幸せで、仁川が次の等級(NEXT LEVEL)に跳躍するための世界超一流都市を造成することに焦点を当てた。
仁川市が推進する超一流都市とは、国内外の一流都市を上回る新たな次元の都市であり、第5次産業革命時代に対応して、世界をリードする超スマートシティを基盤に文化・歴史・環境を通じて生活の質の向上を目指す人間中心の幸福都市を意味する。
「ニューグローバルシティ仁川(New Global-city Incheon)」と「済物浦ルネサンス事業」は、今後、仁川市が世界超一流都市に飛躍していく上での大きな軸となり、先導的な役割を果たす。
まず、「ニューグローバルシティ仁川(New Global-city Incheon)」は、既存の「ニュー香港シティ」を拡張した仁川の未来発展プロジェクトである。脱香港経済資本誘致を超えて、仁川の無限の潜在力を最大化し、グローバル中心都市に進むための多様な戦略を含む事業である。
▲ニューグローバルシティは、江華南端、永宗、内港、首都圏埋立地、松島、青羅を結び、仁川湾を囲む仁川グローバルサークルに設定する。
事業の本格的な推進のために、事業名を「ニュー香港シティ」から「ニューグローバルシティ仁川」に変更し、仁川グローバルサークルを中心に様々な戦略を構想して、段階的に地域を拡大していく計画である。
「仁川グローバルサークル」は、江華南端、永宗と、新たな発展戦略が必要な内港、そして現在経済自由区域として運営中の松島、青羅を結んでいる。
▲「済物浦ルネサンス事業」は、大韓民国の近代化を導いた仁川内港(旧済物浦)および周辺旧都心地域を文化と観光、産業が融合する新しい都市に再誕生させる事業である。写真は、1,8埠頭再開発事業実施のために作った鳥瞰図。
「済物浦ルネサンス事業」は、大韓民国の近代化を導いた仁川内港(旧済物浦)および周辺旧都心地域を文化と観光、産業が融合する新しい都市に再誕生させる事業である。このために、内港一帯を経済自由区域に指定し、未来成長産業と青年創業の蚕室にして、首都圏最高の海洋観光空間に造成することで、旧都心均衡発展を誘導し、仁川の新たな成長基盤を設けることが核心目標である。
仁川市は、超一流都市推進が成功するために、まず、ニューグローバルシティ諮問団(金融・多国籍企業、創業・新産業、航空・物流、文化・観光・教育、都市バリューなど5分野)と済物浦ルネサンス諮問団を構成して、専門家らの意見を集める一方で、関連事業に必要な用役も共に推進する計画である。
また、来る15日から22日までシンガポールとオーストラリア(シドニー、ブリスベン)を訪問し、現地の韓国企業人と会って市場状況を聴取し、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)シンガポール貿易館を直接訪ねて貿易物流など全方位的な協力案を議論する予定である。これをもとに、超一流都市造成案を具体化する計画である。
▲かつてのシンガポール港の始発点である物流倉庫密集地域を水辺区域として環境改善した。既存の物流倉庫と建物を復元改造して川辺空間として演出し、リバークルーズ船着場(写真左)と水辺空間を連結してアクセス性を最大化。
特に、今回の海外出張中には、シンガポール・クラークキー(Clarke Quay)、シドニー・バランガロ(Barangaroo)、ブリスベン・サウスバンク(South Bank)など代表的な都市再生成功事例を仁川内港再開発及び想像プラットフォーム運営などに採用するために、関係機関を訪問する計画である。
シンガポールにあるAPEC(アジア太平洋経済協力機構)事務局を訪問して、「2025APEC首脳会議」仁川誘致活動も展開する予定である。