- 一斉整備2日間で政党垂れ幕を含む計92枚が撤去-
- 他の郡·区でも来週から苦情多数発生地域から整備予定 –
仁川広域市(市長劉正福)と延寿区(区長李載浩)は「仁川市屋外広告物条例」により、12日から垂れ幕の一斉整備に入ってから2日間で延寿区管内のすべての条例違反垂れ幕整備を完了したと明らかにした。
先立って先月6月8日、市は政党垂れ幕は▲指定掲示台にのみ掲示しなければならず、▲指定掲示台に設置する枚数も選挙区別4ヶ所以内に制限し、▲嫌悪・誹謗の内容があってはならないということを内容とする条例を改正・施行した。以後11日まで広報·啓導期間を経て12日から一斉整備を推進すると明らかにした経緯がある。

<12日、延寿区のソグムパッ交差点で区関係者たちが仁川市屋外広告物条例に違反した垂れ幕を強制撤去している。>

<12日、延寿区のソグムパッ交差点で区関係者たちが仁川市屋外広告物条例に違反した垂れ幕を強制撤去している。>
また、郡守·区長協議会では条例にともなう垂れ幕整備を強く履行すべきだとした決議文を採択し、延寿区で一番先に一斉整備を推進した。
延寿区では初日の12日、17人余りが参加し47ヶ所で条例違反垂れ幕84件を撤去した。初日の強制整備中には政党の自主整備(33件)も行われた。2日目の13日、雨がたくさん降る中で追加パトロールを実施し、8ヶ所で8件を撤去し、政党垂れ幕を含む条例違反垂れ幕を全て整備した。2日間で整備した垂れ幕は55ヵ所、計92枚だ。
延寿区は整備を完了後、新しく設置された条例違反垂れ幕はなく、今後も引き続きパトロールして整備する計画だ。また現在までは垂れ幕整備による告訴や告発はない状態だと明らかにした。
市は郡守·区長協議会で条例により強く履行することを決議し、今週は梅雨期間中で垂れ幕整備が困難だったが、来週から整備計画を立て撤去の苦情が多い地域から整備を推進する計画だと明らかにした。
劉正福仁川市長は「今回の条例違反垂れ幕一斉整備で多くの市民と世論の激励を受けた」とし、「市民の安全とクリーンな垂れ幕、クリーン都市のために郡守·区長らと共に協力し、政党の了解と協力を求める」と語った。