- 7月11日(火)、首都圏3市·道自治体長らと会い、「首都圏共同生活圏協力のための業務協約」を締結 -
- 首都圏廃棄物処理、広域交通網構築など共同懸案10課題解決に向けて共同努力合意 -
- 首都圏主要懸案対応の推進力と首都圏住民の生活の質向上が期待 –
仁川市とソウル市、京畿道が廃棄物処理と広域交通網構築など首都圏共同懸案を共に解決することにした。
劉正福仁川市長、呉世勲ソウル市長、キム·ドンヨン京畿道知事は11日午後、水原のドダムソで会い「首都圏共同生活圏協力のための業務協約書」に署名した。
< 首都圏共同生活圏協力のための京畿-ソウル-仁川業務協約式 >
今回の協約は仁川市とソウル市、京畿道が一つの共同生活圏であることに共感し、3つの市道が相互信頼と協力を土台に首都圏住民生活の質向上のために共に努力しようという趣旨で用意された。
協約によって3市道は首都圏共同懸案10課題解決のために共同で努力することとした。10の共同課題は▲首都圏廃棄物の安定的かつ効率的な処理▲鉄道懸案解決および首都圏幹線道路網事業の推進▲京仁線·京釜線地下化▲広域バスエコ車両導入及び広域バス路線拡充·深夜バス拡大▲不合理な首都圏規制改善▲国際スポーツ·国際機関行事の相互支援▲京仁アラベッキル船舶運航活性化·西海ベッキル復元のための基盤施設拡充▲観光コンテンツ開発などを通じた観光競争力向上▲大規模災害対応協力強化▲その他の協力分野及び協約内容の変更などは相互協議を通じて調整などだ。
3市道は首都圏埋立地政策の4者合意事項を基本原則とし、首都圏廃棄物の安定的かつ効率的な処理に向け協力し、首都圏広域急行鉄道（GTX）の早期完工および首都圏広域鉄道拡充など鉄道懸案解決と首都圏幹線道路網推進のために共同協力する予定だ。
また、首都圏で開催される国際スポーツおよび国際機関のイベントに相互支援し、施設共同活用、共同マーケティングのために協力することとした。 漢江から京仁アラベッキルを行き来する水上利用船舶の運航活性化と西海ベッキル復元のための基盤施設拡充にも協力する。
これに先立ち劉正福仁川市長と呉世勲ソウル市長、キム·ドンヨン京畿道知事は昨年7月の金浦マリーナ船着場での初の会合を皮切りに、9月の仁川月尾島、今年2月にはソウルノドゥル島など計3回の会合を持った経緯がある。これを通じて首都圏懸案に対し地域·与野区分なく共同で解決していこうと意見が一致し、今回の協約もその後続措置として用意された。
今回の協約で3市道は首都圏住民の生活の質向上とグローバル競争力確保に向けて協力できる基礎を用意した。
劉正福仁川市長は、「今回の首都圏3市道の会合が注目されるのは、それだけ議論して解決しなければならない重要な事案が多いという意味だ。『ひたすら国民、ひたすら国家』という大命題に共感しながら問題に接近する姿勢が必要であり、そうなってこそ仁川はもちろんソウル、京畿道住民皆が満足できる良い解決策と政策が出てくると思う」と語った。
キム·ドンヨン京畿道知事は「3回の会合の後に共同業務協約締結という実質的な成果が出た。今後2600万人首都圏住民の通勤不便解消、不合理な首都圏逆差別規制の改善、大規模災難発生時の相互支援協力体系構築など3市道は実質的な推進力を示さなければならない」と語った。
呉世勲ソウル市長は、「行政区域の境界を越える広域的な課題は、政策を樹立する際に任意に設定された境界線に沿って分けて考えると解決しにくいが、『首都圏住民の不便解消と幸福増進』という共同の目標を持って、3市·道が頻繁に会合し持続的に議論を続けていけば、いくら複雑な課題でも解決できないことはないと考える。 首都圏住民全員が幸せな広域都市を作り、暮らしやすい地方時代をリードできるよう最善を尽くす」と述べた。
