- 今年下半期には、江華・甕津郡で使用すると10%キャッシュバック特典も開始予定 -

仁川広域市は、零細小商工人を保護し、過疎化が進行する地域を支援すべく、様々な仁川サラン商品券のキャッシュバック支援政策を施行することを18日に発表した。良心価格店舗、そして過疎化進行地域である江華・甕津郡に対して、キャッシュバックを追加支援するというものである。

<仁川サラン商品券>

<仁川eウムタクシーサービス>

仁川市は、長引く物価高騰により苦境に立たされている市民及び小商工人のため、仁川サラン商品券の加盟店であり、かつ良心価格店舗として指定されているお店を利用した場合には、12%のキャッシュバックを受けられるよう支援する予定である。良心価格店舗とは、政府と地方自治体が指定した、良心的な価格、清潔な店舗運営、心地よいサービスを提供する優秀な事業所のことである。

良心価格店舗への追加キャッシュバック支援政策は、利用者にとってのメリット増大に加え、良心価格店舗の利用及び売上アップにより地域経済の好循環構造を実現するのに役立つものと期待できる。

良心価格店舗へのキャッシュバック追加支援は2024年5月1日から適用予定であり、対象店舗は仁川広域市ホームページ(https://www.incheon.go.kr/eco/ECO021002)及び行政安全部ホームページ(https://www.goodprice.go.kr/user/cmm/main/mainPage.do#)から確認することができる。

また市は、江華・甕津郡の年間売上高30億ウォン以下の加盟店を利用した場合には10%のキャッシュバックを支援する計画だ。江華・甕津郡へのキャッシュバック追加支援は、観光客など生活人口の流入を高め、地域内の消費を通じた頼もしい地域経済基盤の構築に寄与することが期待できる。

江華・甕津郡は過疎化が進みつつある地域にもかかわらず、広域市であるという理由から、他地域の人口減少地域であれば受けられる国費追加支援を受けられずにいた。 そこで仁川市は、江華・甕津郡も国費追加支援を受けられるようこれまで建議を続けており、その結果、今年からは江華・甕津郡も人口減少地域特典の適用を受けられるようになった。この支援特典については、システム開発の完了次第、直ちに実施予定である。(2024年の下半期を予想)

そのほかにも、家庭の月である5月と、秋夕のある9月には、家計の負担を緩和すべく、年間売上3億ウォン超過30億ウォン以下の加盟店で使用した場合のキャッシュバック率を7%へと引き上げる(現在5%)家族サラン(愛)イベントも実施する計画である。

パク・チャンフン仁川市経済産業本部長は、「地域サラン商品券の予算大幅削減と政府政策の変化など現状としては難点が多い」と述べつつ、「追加の国費確保のために行政安全部の公募政策事業にも応募するなど、多角的に方法を検討し、小商工人の保護と地域経済の活性化に向けて最善を尽くしていきたい」と語った。

<パク・チャンフン経済産業本部長が4月18日、市庁ブリーフィングルームで経済産業本部の所管する懸案について記者ブリーフィングを行っている>

<仁川サラン商品券は、サムスンペイで簡単に使用可能>