- 国際都市仁川の未来発展戦略を紹介し、経済・文化などの交流を提案 -
- ジャージーシティにある韓国戦争記念公園に仁川市記念碑の献呈も -
米国を訪問中のユ・ジョンボク市長が、ニュージャージー(New Jersey)州との様々な分野における交流拡大に乗り出した。
仁川広域市は、米国を訪問しているユ・ジョンボク市長が現地時間5月29日にフィル・マーフィー(Phil Murphy)ニュージャージ州知事と面会し、両都市間の交流協力方案について語り合ったと発表した。


<ユ・ジョンボク仁川広域市長が、米国ニュージャージのジャージーシティ(Jersey City)韓国戦争記念公園で開催された仁川市記念碑献呈式にて、スティーヴン・フロップ(Steven Fulop)ジャージーシティ市長、 ジョゼフ・パナピント(Joseph A Panapinto Sr.)パナピントプロパティーズ会長などの参加者と除幕式をしている。>
ユ・ジョンボク市長は「ニュージャージ州は米国経済の中心地であり、多様性と抱擁性を象徴する都市で、仁川とは共通点が多い多い」と話し、「この機会を通じ、様々な交流や友好協力プログラムを運営して、両都市の利益になれるよう実質的な事業を築いて行ければと思う」と提案した。
<ユ・ジョンボク仁川広域市長が5月29日(現地時間)、米国ニュージャージーのジャージーシティで開かれたジャージーシティサミット(Jersey City Summit)でフィル・マーフィー(Phil Murphy)ニュージャージ州知事と面談している。>
フィル・マーフィー州知事は、「ニュージャージ州を訪問いただき、ユ・ジョンボク市長に感謝と嬉しさを伝えたい。これから仁川市とのたゆまぬ交流が両都市の経済成長に資することを願う」と答えた。
これに先だって、ユ・ジョンボク市長はジャージーシティ(Jersey City)の韓国戦争記念公園で開かれた仁川市記念碑献呈式に参加した。献呈式にはスティーヴン・フロップ(Steven Fulop)ジャージーシティ市長、ジョゼフ・パナピント(Joseph A Panapinto Sr.)パナピントプロパティーズ会長などが参加した。
ここは、2002年にハドソン郡韓国戦参戦勇士会が、韓国戦で犠牲になった126人を追悼するために建立を試みたが、費用問題によって一時は中断された。その後、2015年に50万ドルの後援金を寄付され完成されたものである。
仁川市記念碑は高さ1.8m、幅1.2m、厚さ15㎝のサイズで、韓国戦争で5,000分の1という不可能に近い確率の作戦を成功に導いたマッカーサー将軍の仁川上陸作戦に関する歴史的な内容と、参戦勇士の尊い犠牲を永遠に記念するという意味が込められている。
ユ・ジョンボク市長は「米国の参戦家族が誇りを持つことができる空間であると同時に、戦争の廃墟の中で母国の成長と発展を成し遂げた海外同胞が誇りを感じることができる場所になると期待している」と述べた。