- クルーズ船10航海以上、2万人観光客誘致が目標 -
- 韓中クルーズ経済協力の促進に取り組む…約54億ウォンの経済効果を期待 -
仁川広域市(市長:ユ・ジョンボク)は、2025年5月18日に中国大連市で開催された「第34回アカシア観覧フェスティバル」に出席して、大連市とクルーズ産業発展に向けた戦略的業務協約(MOU)を締結したと発表した。
本協約は、仁川市と大連市が両都市間の協力を通じてクルーズマーケティングを強化することで、クルーズ観光客誘致を拡大して、地域経済を活性化させることを目的に推進された。
業務協約締結式は、大連市主催の東アジア文化首都カンファレンスで実施され、仁川市はイ・ドンウ海洋航空局長、大連市はシェン・メイナ(SHEN MEINA)文化余裕局長が主賓として出席した。
本協約によって両都市は、仁川-大連間のクルーズ誘致に向けた行政的・マーケティング支援を強化して、競争力があるクルーズ航路開通に向けた支援、長期的協力策を模索する予定だ。また、旅客の交流などクルーズ観光全般に対する協力も強化する。
仁川市は本協約をもとに、大連を出発するクルーズ船10航海以上を誘致して、2万人以上の観光客を仁川に迎えることを目指している。これによって約54億ウォン規模の地域経済効果を期待しており、友好都市である大連市との国際協力強化を通じて、仁川のグローバル都市イメージ向上に取り組む。
イ・ドンウ仁川市海洋航空局長は、「中国を代表する港湾都市兼仁川の友好都市である大連市と結んだ本協約は、クルーズ事業にとどまらず、仁川のグローバル観光競争力の強化において重要な契機となるだろう」とし、「今後も、韓・中間の海洋・クルーズ観光協力を継続して、仁川が北東アジアを代表する海洋観光拠点都市として定着できるよう最善を尽くす」と述べた。
