地下鉄料金は基本料金から移動距離によって増加し、料金支払いは1回用交通カードまたは一般交通カード(プリペイド式交通カードまたは後払い式カード)で可能である。
一般交通カードの場合、バスと地下鉄に乗る際に使用可能で、「電車・バス間の乗り換え」ができる。
一方、1回用交通カードの場合、地下鉄でのみ使用可能であり、購入の際、500ウォンの保証金を支払い、使用後に払い戻しされる。
地下鉄1回用交通カードの使用方法

- 1. 1回用交通カードの購入
- 「1回用発売・交通カードチャージ機」で目的地を選択後、利用料金と保証金(500ウォン)を投入して購入する。
- ※保証金(500ウォン)は、1回用交通カードの再利用のために運営されている制度である。

- 2. 乗車及び下車
- 右側の交通カード端末機に1回用交通カードをかざす(Tag)。
- ※ 接触面には主にT-moneyのロゴが書かれている 。

- 3. 保証金の払い戻し
- 下車後、「保証金払戻機」に1回用交通カードを投入すると、保証金を受け取ることができる。
地下鉄料金 (2023. 10. 7. ~)
区分 | 一般交通カード | 1回用交通カード |
---|---|---|
一般 | 1,400 | 1,500 |
青少年 | 800 | 1,500 |
小学生 | 500 | 500 |
(単位 : ウォン)
地下鉄の利用方法
- 地下鉄は目的地の駅名が書かれている方向に乗車しなければならない。
- 一部区間は急行列車を運行し、すべての駅に停車しない場合もあり、乗車時には注意が必要である。
- 急行列車の運行区間
- (ソウル地下鉄1号線「富平駅↔龍山駅」「東仁川駅↔龍山駅」、ソウル地下鉄9号線「金浦空港↔総合運動場」、空港鉄道「仁川国際空港駅↔ソウル駅」)
- 急行列車の運行区間
地下鉄の種類
- ソウル地下鉄:1号線∼9号線など「仁川↔ソウル」「ソウル↔ソウル」「ソウル↔京畿」など各地域に移動する路線である。 仁川(市内には富川とソウルに行くことのできるソウル地下鉄1号線の駅が分布している。
- 仁川地下鉄:仁川市内を結ぶ路線で、ソウル地下鉄1号線(富平駅、朱安駅)と7号線(富平区庁駅)、水仁線(源仁斎駅)、空港鉄道(桂陽駅、黔岩駅)への乗り換えが可能である。
- 空港鉄道
- 「仁川国際空港 ↔ 仁川 ↔ ソウル」を結ぶ列車で、すべての駅に停車する一般列車と仁川国際空港駅とソウル駅にだけ停車する直通列車がある。
- 空港鉄道一般列車の場合、仁川地下鉄1号線(桂陽駅)、仁川地下鉄2号線(黔岩駅)、ソウル地下鉄1号線(ソウル駅)、2号線(弘大入口駅)、4号線(ソウル駅)、5号線(金浦空港駅、孔徳駅)、6号線(デジタルメディアシティ駅、孔徳駅)、京仁線(デジタルメディアシティ駅、弘大入口駅、孔徳駅、ソウル駅)で乗り換えが可能である。
- 水引線
「仁川-水原」を結ぶ路線で、京畿地域の安山や烏耳島などを簡単に往来できる。
便利な地下鉄利用のための情報!
- 仁川交通公社(仁川地下鉄1号線と2号線): www.ictr.or.kr (英語、中国語、日本語に対応)☎1899-4446
- ソウル交通公社(ソウル地下鉄1∼8号線): www.seoulmetro.co.kr (英語、中国語、日本語に対応)☎1577-1234
- ソウル市メトロ9号線 : http://www.metro9.co.kr (英語に対応)☎02-2656-0009
- KORAIL空港鉄道 : www.arex.or.kr (英語、中国語、日本語に対応)☎1599-7788
- 「首都圏統合乗り換え制」とは?
- 仁川·京畿·ソウルバスなど首都圏のバス・都市鉄道・地下鉄などの乗り換えの際、総移動距離分だけ料金を支払う制度である。(交通カードで利用可能)
乗り換え時の料金は交通カードで決済しなければならず、乗降時にカードを端末機にかざすと(Tag)乗り換えとして認められる。
乗り換えの例

乗り換え適用時間
- 7:00(以降)∼21:00(より前)、端末機にかざした後30分以内
- 21:00(以降)∼07:00(より前)、端末機にかざした後60分以内
乗り換え認定の条件
- 同一路線のバスを連続して利用した場合、乗り換え割引適応不可
- 乗り換え認定回数:5回まで乗り換え割引が適応
- 多人数(2名以上)の乗り換え:同じ人が移動時のみ乗り換え割引が適応(バスのみ適応、地下鉄不可)
- 地下鉄間の乗り換えの場合、乗り換え割引適応不可
出処:外国人住民のための仁川生活ガイドブック